SPF、PAって何?
最近では、ファンデーションでもUVカット効果のあるものが多くなりました。
まず日焼け止めを塗って、それからファンデーションを…という手間を省ければ、確かにラク。
お化粧直しの時も、ファンデーション1つでUVケアもまとめてできればとても便利ですよね~。
ところで、日焼け止めや化粧品を選ぶとき、いつも目にする「SPF◯◯、PA◯◯」という表示。
効果がありそうだからといって、数値の高いものばかり選んでいませんか?
もしかすると、かえって肌にダメージを与えているかもしれませんよ!?
肌に優しいミネラルファンデーションを使うからこそ、日焼け対策も適切に行って、肌のトラブルを防ぎましょう!
【SPF50+PA++++のミネラルファンデーション】
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SPF(Sun Protection Factor)とは? |
一言でいえば、”日焼けをどれぐらいの時間防げるか”を示す値です。
防がれるのは、紫外線B波(UV-B)とよばれる紫外線の一種。
UV-Bは、肌の表面で吸収され、炎症を起こし、肌が赤くなる日焼け、シミやそばかすを引き起こします。
また、UV-Bは皮膚がんや白内障の原因になるともいわれています。
SPFの数値は、紫外線を浴びたとき、何も塗らない素肌の状態より、肌が赤くなるまでの時間をどれほど遅らせるかを表します。
SPF1で、20~25分ほど日焼けを遅らせる、ということになります。
例えばSPF20の場合、20(分)×20=400(分)、つまり6~7時間ほど日焼けを防げるという計算です。
最大値のSPF50+では理論上、なんと16時間も効果が持続することになります!
ただしこれは、肌が白くなるぐらい日焼け止めをたっぷりと塗布した場合のお話。
実際に普段使用する分量では、持続時間はかなり短くなってしまうことは、頭に入れておきましょう。
確実に日焼けを防ぐのなら、適度に塗り直すのもポイントのひとつです。
ところでこのSPF、数値が高いほど効果も強くなるのですが、同時に肌への負担も大きくなるといわれています。
それは、日焼け止めの成分と関係があるようです。
詳しくは下の『紫外線散乱剤と紫外線吸収剤』にてお話します。
PA(Protection grade of UV-A)とは? |
PAは、”「肌の老化」の原因となる紫外線をどの程度防げるか”を示します。
こちらは、肌の奥にまで侵入してシミ・しわ・たるみ等を引き起こす紫外線A波(UV-A)を対象にしています。
UV-Aは雲やガラスを通り抜ける性質があるので、曇り空や屋内にいるときでも油断はできません!
PAでは、”+”の数でその防止効果が示されています。
PA+で「防止効果がある」、PA++で「効果がかなりある」、PA+++で「効果が非常にある」とされており、2012年からはさらに「効果が極めて高い」ことを示すPA++++が追加されました。
このようにSPFとPAは、ガードしてくれる紫外線の種類とその効果が違います。
数値を正しく読み取って、目的に合ったUVケア製品を選べるようにしましょう!
「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」 |
UVケア製品を選ぶ際、もうひとつチェックしておきたいのが「成分」です!
紫外線防止効果をもつ成分は、「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」の2種類に大きく分かれます。
紫外線散乱剤は、紫外線を反射することで肌への侵入を防ぎます。
成分は酸化チタンや酸化亜鉛などのミネラル成分が多く、ミネラルファンデーションにも含まれています。
一方の紫外線吸収剤は、紫外線を吸収し、熱エネルギーなどに変換するという、化学的な仕組みで防ぎます。
前者に比べて紫外線防止効果が高く、白浮きしにくいという特徴があります。
しかし、成分は有機化合物なので、肌への負担が大きいというデメリットがあります。
SPFの数値が高いほど肌の負担が大きいと言われるのは、このためです。
紫外線散乱剤は、効果の弱さや白浮きのしやすさがウィークポイントだったのですが、最近ではSPF、PAの最高基準をクリアする製品も出てきています。
お肌のことを第一に考えるなら、やはりノンケミカルで肌への負担が少ないタイプがオススメです!
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